氷室京介
友森昭一

氷室京介
友森昭一

ＪＥＡＬＯＵＳＹを眠らせて
（ＲＥ−ＭＩＸ　ＶＥＲＳＩＯＮ）

氷室京介
松井五郎

サードアルバムなわけですが・・・・・正直あまりＣＤプレーヤーにかけられておられません。ま〜変わった曲ばっかりです。ちょっと俺の感覚と合わないのが本音です（笑）。だから評価も低い。というのもアルバムとしてまとまっていないという感じがするからです。


１は音的には結構好きです。ギターのディストーションのあのヘヴィな具合が俺的にいいので実際コピッた位に。三ツ星軍団はまあいいのですがその中だと３がいいです。多少ひねくれてる感じがグー。


８・９の曲はもう音楽感性的に僕と合いません。ファンの中にはイイと仰る人もいるとは思うけど僕には無理です。８は何かうなだれている雰囲気、９は一瞬氷室さんの声か？と思うくらい軽薄な声で歌ってる。まあそれが好きな人はある意味「本物」だと思う（笑）俺は無理です。ゴメンナサイ！（何故か謝る）とにかく、おちゃらけた歌い方はあまり好きでないので。


１０はやっと一息つけられる場所です（笑）アコギのシンプルな曲でしんみりしたものですわ。独りで夜な夜な弾き語りをしておりました。なかなか名曲ですよ。


さて、氷室ファンならば文句をいいたくなるであろう１１の曲。ライブでもかなり盛り上がるこの「ジェラシー」になぜこんな評価？確かに俺もその曲に関しては五ッ星あげてもいいと思ってます。でもそれはシングルヴァージョンであって、このアルバムヴァージョンはよくないです。しかもこのアルバムとは合っていない感じがします。曲の合間には普通１・２秒位あるけどこれは五秒空きがあって何かオマケとして付けられている感じがします。また、音もスゲェ弱いし・・・・・。シングル聴いた後では何かしら物足りない気持ちにさせられましたので、このリミックスは失敗じゃないかと。ジェラシーを聴くならばシングル盤をお勧めしますよ。


最後はインストになっております。ピアノだけですが俺はこういうボーカルなしというのも好きでして、「絶対いつかこれ弾いて自己陶酔にはまってやる！」と誓ってからもう○年・・・（泣）ちゃんとボーカル入りのもあるのですが、氷室さんもこのアルバムに入れたくなかったのでしょうか？その辺の事情はあまり知りませんが、一応このアルバムが発売される前に１１（メイン）・１２（カップリング）の曲が発売されていたのですけどネ。


この二曲はファンの中でも嫌いだ〜という人はいない位に盛り上がる曲です。１２はバラードなのですがライブでこのイントロが流れた瞬間、「おおっ！」というドヨメキが会場を走らせる位に愛されてるものです。その詳しい批評は「ＳＩＮＧＬＥＳ」の時に。


全体的にまあバラツキが目立ちますね。これもある意味マニア向けかもしれません。しかしアルバムとしてはちょっと・・・と思ってしまいました。